クラシックの皐月賞以前

2011-11-29

有馬記念では、昔から今に至るまで様々なドラマが繰り広げられて来たり、伝説的な記録も生まれたりしています。牡馬、牝馬3冠や日本ダービー制覇と言った快挙はもはや聞き慣れていると思います。2009年開催の日本ダービーは非常に波乱が見られた一戦でもありました。この時は、クラシックの皐月賞以前からロジユニバース、リーチザクラウン、アンライバルドの3強対決が予想されていましたが、いざ朝日杯フューチュリティステークスになってみるとレースの模様がガタ崩れして、この3強の内2頭は上位圏内から大きく外れる形で敗れ去っています。残り1頭のアンライバルドが日本ダービーでは注目の1頭となりました。皐月賞で2着を取ったトライアンフマーチ、そしてNHKマイルカップでレース記録を樹立しているジョーカプチーノもダービーでは有力馬として挙げられていましたが、京都新聞杯組から来た勝利馬のベストメンバーが骨折というアクシデントがあり、怪しげな雲行きとなりました。ダービー当日のコース状況はやや重たい感じでしたが、突然の雨により更に不良コースとなり、ダービーとしては40年ぶりの阪神ジュベナイルフィリーズコースでの開催となりました。やはりコンディションが劣悪なため、予想されていたレースイメージとはかけ離れた展開となり、この不良コースでの波乱を制したのは最後のストレートでトップを取ったロジユニバースでした。この時、有力馬として挙げられていたアンライバルドは12着という大敗でした。この不良コースでの開催では、結果的にロジユニバースが不良コースでの最速レコードを記録したので、これはこれで快挙と言えるかもしれません。競馬は何が起こるか分かりませんから、こうした出来事も偶然的に起きてくるのでしょう。

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